「三条大橋の補修・修景」が進行中です!

 


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三条大橋・南側木製高欄の更新はなんとなく落ち着いたようですが、次は北側木製高欄の作業が始まりました。


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三条大橋というと歴史的建造物という印象がありますが、現在の橋は「昭和25年」に改築されたものです。

 

三条大橋を象徴する木製高欄は、昭和49年に更新されたものですが、老朽化により約50年振りに更新されます。擬宝珠などは建造以来のものを残しながら、高欄自体は「鞍馬山の檜」を使ってリニューアルされます。

 

「更新」」という表現はいいですね。歴史的建造物が多い京都では、修復して「保存」することも大事でしょうが、三条大橋は今も交通の要衝であって、生きた施設です。よいものを残しながら「新しい生命」を吹き込むのが一番好ましい「継承」と思いますね。

 

「令和6年春完成予定」って先はまだ長いようです。

京都は歴史的に火災や皇位継承のたびに「再建」を繰り返してきた歴史があります。修復工事の一見無粋な現場は、「歴史の継承」を実際に見る貴重な機会でもあります。

 


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三条大橋は、自宅(実家)から河原町の繁華な方面に向かう途中にあって、いつも浮き立った気分で渡ってきた橋です。

 

完成したら、あ・な・た💕💕と一緒に渡って、ぼくたちの歴史も「更新」していきましょう。