「色つきの白川」のメモリー

前回の『戦後日本の「色」はアメリカにあった』ばなしの続きです。

 

白川での「友禅流し」の写真をなんの気なく紹介してましたが、ぼくの幼少期は白川は「色つき」だったんですよ。

 

白川だけに「白」ではないですよ〜

 

日によって「赤」だったり「藍」だったり、「青」「紫」「緑」だったり、『色』が変わったのです。

 

それは白川の上流で写真のような友禅染めの「友禅流し」をしていたからで、反物についた余分な糊や染料を「白川」だけでなく「鴨川」「桂川」など自然の河川で洗い流していました。

 

白川の「色」は反物の色だったんですね。


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昭和46年に制定された水質汚濁法によって、残念ながら禁止になりましたが、それまでは「色つき」である方が普通って思えるほど、盛んに行われていました。

 

白川はぼくの生家のすぐ側を流れていましたから、恐らくぼくがモノゴコロついて初めて見た川は、「色つきの川」だったハズです。その理由を知らないうちから、まったく不思議に思うこともなく「毎日違う色」の川を眺めていたんでしょう。

 

そんな時代から「半世紀」が過ぎても、「白川の色」のメモリーはしっかりと脳の中を流れています💕💕

 

占領期日本の「カラー写真」が素晴らしい!

京都の「なつかし写真集」とか古写真展をたまに見かけますが、残念ながら「白黒写真」であることが多く、あまり見ないようにしています。

 

京都の景観は今も変わり続けていますので、昔の写真を見て往事を思い出すこと自体は価値があるのですが、写真を見慣れてしまうと、自分のナマの記憶がせっかく「色つき」だったのが、白黒写真によって上書きされてしまうのです。

 

椎名林檎の歌の中に

♪だって写真になっちゃえば、あたしが古くなるじゃない♪(2000年リリース『ギブス』より)

というフレーズがありますが、そういうことなんですよ〜

 

そういう悩みを解消してくれたのが、京都文化博物館で展示されていた『戦後日本の「色」はアメリカにあった』展でした。占領期日本で、京都在住の米兵が個人的に撮った貴重な写真が満載でした。

 

最近になって、その展示が書籍化されたんで、さっそく購入しました。


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ぼくの幼少期よりさらに四半世紀前の写真なんで、景観も当然違いますが、色つきの写真によって自分のメモリーが補完されて蘇ってくるカンジがいいですね。

ちょうどぼくが忘れかけてた色合いと「空気感」を再現しているカラー写真は、経年劣化で色褪せていた古写真を補正したものだそうです。


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メディアでは、昭和期の写真であれば、カラーフィルムが普及してから何十年も経過してる時代の写真まで、わざわざモノクロにして掲載しているものを散見します。ぼくはそれを見る度にゲンナリしてしまいますね。それと対局のコンセプトである今回のカラー写真は、デジタル技術を正しい目的で使っている素晴らしい試みですね。


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ぼくが生まれる前の見たことない景色なのに、なぜか「既視感」に満ちていました💕💕

 

 

 

 

 

 

 

松屋で『プーパッポンカリー』ってか!?

松屋の『プーパッポンカレー』を試してみました。

 

最初に言っておきますと、松屋のメニューを「否定」したいわけやなく、本場タイ料理の再現ではない「別もん」と知っとく方がいいってだけの趣旨ですよ〜

餃子の王将」に本場中国料理の再現を期待しないのと一緒ね!


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食べなくても「見た目」でわかりますが、松屋のコンセプトは「プーパッポン」+「カレー」という「カレーライス」の一種で、本場タイの『プーパッポンカリー』は、「プー( 蟹)」+「パッ( 炒め)」+「ポンカリー( カレー粉)」、つまり『蟹のカレー粉炒め』なのです。

 

サンドイッチマンのコント『カレーじゃなくてカリーです!!』どころか、『カレーライスじゃなくて蟹料理です!!』ぐらいの違いがあるのですよ。


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つまりは、料理のジャンル自体「別もん」ってワケですね。

 

そういう前提で賞味してみますが、うーん、ちょっと微妙かな〜。ワザとらしくつけ足した蟹風味があまり効果的でない上、何の再現でもない「新しい味覚」と解釈してもイマイチかなぁ……

 

こういうメニューが大手チェーン系外食店から出てくること自体、「タイ料理」って市民権を得てきたもんやなぁ……と感慨深いですが、やっぱり「日本国内で安くておいしいタイ料理にありつこう」なんて甘い考えは持っちゃダメですね!!

 

今度、おいしい「タイ料理」作ってねっっ💕💕

 

 

「朝食」兼「ひとり打ち上げ」中〜🍺

夜勤明け恒例の「王将」です。

 

王将だらけの「三条河原町」界隈ですが、いちばん早く開店する店でも「10時開店」。

 

開店時間に合わせるために、高瀬川沿いの木屋町通りを思いっきりブラブラ歩きます。

 

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今日の「朝食」は、前夜から特別メニュー「海鮮あんかけ焼そば」と、超定番「餃子」に決めていました。


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う〜ん……

 

悪くはないけど、やっぱ王将は「シンプルな炒めもの」に限るな〜

次回は「野菜炒め」「レバニラ炒め」に戻ろっと。

 

しかも、「餃子はニンニクありで」と言ったのを「餃子二人前」と間違えられてしまった……。

余計なことは言わんほーがいいって『教訓』……


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まぁ、お仕事はノーミスやったし、爽やかな朝でした!

さあ、帰宅して何しようかな〜💕💕

 

 

 

 

 

 

 

 

「小手毬」ちゃんに癒されます

鴨川堤の桜も雪柳も散りましたが、それを惜しんでる暇もなく、今度は「小手毬」がかわいらしく咲き始めました。


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ぼくがお気に入りの花って、「雪柳」「沈丁花」「ランタナ」など、ちっちゃい可憐な小花が集まった花に心惹かれるもよう……

 

「人」の好みも同じかも。誰もが議論の余地なく賞賛する「大輪の花」より、名前もイマイチ知られてないけど、じっくり向き合ってみると「魅力がぎっしり💕💕」みたいな人の方が好きです。


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仕事帰りの日没後、祇園新橋界隈を通りがかると、夜桜ライトアップイベントが「葉桜」となっても継続されていました。


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葉桜どころか、大方は「青葉ライトアップ」なんですが、それはそれで鮮烈な美しさで、訪れた外国人観光客も満足したことでしょう。

 

「お給料」のために渋々いた〜い膝を引きずりながら「どよ〜ん」としたテンションで毎日出勤しますが、白川・鴨川の「路傍の花々」と、あ・な・た💕💕とのメッセージ交換にパワーをもらってます!

 

 

 

新1年生100人の「お名前」に思う

娘っこの「高校入学式」、100人の新1年生の名簿が配布されました。


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「名前」は親御さんの子供への「思い」が込められたものですので、各世代ごとにその「思い」の変遷が感じられて、興味深いですね。

 

「ぼくの時代にも、こんな名前の女の子いたな〜」ってお名前は4人だけ。

 

当時の女子は、「子」「美」「花」が末尾につくのが主流でしたが、新女子高校生100人中「子」がついてる方は4人、「美」1人、「花」1人でした。

担任の女性教師全員に「子」か「美」がついているのと対照的でした。

 

目立ったのが「なんて読むのかわからないお名前」で、100人中「26人」。かな表記が記載されていないので、読めたと思っていても実際は異なる「難読お名前」は他にいっぱいあることでしょう。

 

漢字で目立ったのが、「莉」6人、「里」4人、「璃」2人、「俐」1人、「理」1人と、「り」と読む字がついている方が「14人」いらっしゃいました。

 

びっくりするような「キラキラネーム」は見当たりませんでした。

どの子も流麗なイメージの漢字を選んでいらっしゃるな〜という印象ですが、それより口に出して呼ぶことを重視して、「響きのよい」「かわいらしい」お名前をつけていらっしゃいますね。


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全親御さんの「思い」を一枚の名簿リストから想像しながら、これからの3年間、勉強・クラブ活動に励み、同級生と支え合って成長してほしいな〜と願わずにはいられませんでした💕💕

 

 

 

 

「愚痴」は百害あって一利なし!

昨日、愚痴が多い方と組んでお仕事でした。言ってることは間違ってないけど、口を開けば愚痴ばかりでしたので、聞き流してるだけでもストレスが溜まりました。


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愚痴や他人の悪口(事実含む)を言うと、脳内に快感ホルモンである「ドーパミン」が分泌されるそうです。ドーパミンは「脳内麻薬」ですから、愚痴が多い人は「愚痴依存症」になってる可能性が高いです。

 

本人はある意味気持ちいいんでしょうが、聞かされてる方はテンションが下がって、大きなストレスを感じます。

 

同時に、本人にもストレスホルモンである「コルチゾール」が分泌されて、脳に大きな負担がかかるようです。ストレスは「理想と現実のギャップ」が原因ですから、愚痴によってそれをわざわざ増幅させてるわけですね。


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会話相手から愚痴を聞かされたら、テキトーに合わせておいて、さっさと「明るい話題」に変えちゃいましょう。可能なら、用事を作ってその場を離れるのがいいですね。

 

嫌〜な気分が残ったら、帰りにソッコーで「王将独り呑み😆」に立ち寄るか、あ・な・た💕💕との次の逢瀬に思いを馳せるのがいいですね!

 

自身では、とにかく

『他人は変えられないが、自分は変えられる!』

ことを常に念頭に置いて、ネガティブな感情を封印して、明るく、楽しく、前向きに、毎日を心穏やかに過ごしましょう🌻